白鳥の子育て”2001

昆陽池公園にて デジカメ−オリンパス 10倍ズーム E−100RS
6月8日(金)晴れ
1個の卵の巣
一番早くから巣作りを初めて4月1日にはスッカリ巣は出来上がって抱卵の態勢になっていました。
この母親の卵を僕が初めて確認できたのは4月7日でした。
4月15日には2個の卵を確認・5月7日には1個になってしまった卵を一番熱心に抱いていました。
雨の日も風の日もありました・ハーハーとあえぐような暑い日にも、じーと抱卵中!
今日6月8日は、4月7日の僕の卵確認から60日を過ぎてしまっているのが気がかりです。



1個の卵は健在です!巣の周りの整理を終えて?母親が卵の所に戻ってきました!
卵を10倍ズームいっぱいでデジカメ中。
パーンと爆発音・シャッターを押す寸前の人差し指が硬直してしまう!
何事か?!?
空気が黄色く見えてしまいそうな孵卵の臭いがプーンと雨上がりの蒸せるような草息れの中に淀む。
1個の卵が破裂してしまったのだ!
我に返ってデジカメしたのは、破裂した卵の亡骸をくわえて立ちすくむ?母親の姿だった!

 

巣から外へくわえ運ぶその亡骸は既にヒナの形をしていた。たぶん?厚い壁を破る力を得ることが出来なかったのだろう?
誕生のへの試練を乗り越えるには大いなる生命への夢を自ら育てなければならないのかもしれない?
昨日の雨の日も今日の暑い日も生命力を信じて待つしかなかった。



巣の外に産まれることが出来なかったはかない命に枯れ草を集めて墓標を
見えない墓標がかすんで見えるよう。

 

巣に残っていた破裂した卵の破片も巣の外に運び出すようです。



丁寧に丁寧にその破片の殻にも枯れ草を覆い被せていました。

 

6月8日午後2時ちょうど1個の卵は腐敗して破裂したのでした。
それから約20分後、母親は、巣を後にしました。



振り返りそうになりながら行くべき前の地面を見つめる。
立ち止まり振り返りそうな半分のどうしようもない半分の気持ち・振り返らない。
振り返らない半分の気持ち。

  

クワーっとひときわ大きな声で鳴いて、僕の前を通りすぎて行った。



60日を越える長い長い抱卵でした!後ろ姿にご苦労さまでした・頑張ったねと!うるうる!になってしまいました。

 

この母親はオスが待つ岸部の近くで毛繕い。近くでは3羽のヒナの親子が泳いでいました。



昆陽池公園の白鳥のヒナは、この、3羽のヒナだけになってしまったようです!



4個の卵を抱卵中



明日(土)・明後日(日)には孵化しなければ、孵化することを願うばかりです。



トップへ 5/25へ 6/15へ